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面接で採用担当が見る6つのポイント

接遇とは?

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各企業や業種によって採用基準やポイントは異なりますが、ある程度どの業種においても共通して採用担当が見ているポイントがあります。面接官が面接で何をみているのかをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

社会人としてマナー

面接では遅刻は絶対にNGです。特に理由がない遅刻は「時間にルーズ」「採用後も遅刻するのでは?」と面接官に悪い印象を与えてしまいます。

できるかぎり余裕をもって面接場所に到着するようにしましょう。

やむを得ず遅刻する場合は、事前に電話で到着時間を連絡するようにしましょう。

また、携帯電話の電源がオフになっていることや身だしなみを整えてから面接会場に入るようにしましょう。

(一般常識メモ)

ドアをノックして入室する際は、3回ノックしてから入りましょう。最初の挨拶はとても大切ですので、「明るく、大きな声で、はっきり」とあいさつをしましょう。

第一印象(身だしなみ)

第一印象で最も重要なポイントは、清潔感のある身だしなみです。

人の第一印象は、会ってすぐに決まると言われており、時間にするとおよそ5秒程度だそうです。身だしなみが整っているか、髪型がぼさぼさになっていないかなどは、最低限自己点検しておく必要があります。社会人として当たり前のことなのですが、当たり前のことができていないとマイナスポイントになります。

コミュニケーション力

コミュニケーション力は、どんな業種や職種においても重視される傾向があります。面接官は様々な質問を投げかけることで、対話ができるか、コミュニケーションが図れるかなどをみています。

どんな質問に対しても自然体で、落ち着いて、大きな声でゆっくりと話すと相手に好印象を与えます。さらに口角を上げて自然な笑顔で話をすることができればさらに印象が良くなります。緊張のあまり無表情になってしまいがちですが、自然な笑顔で話をすることを心がけてみてください。逆に小さな声でぼそぼそと話したり早口になってしまうと、相手にとって聞き取りづらく、あまり良いイメージを与えませんので注意をしましょう。

また、面接官が話しているときは、軽く相槌をうちながら話を聴きましょう。その際、面接官の話すスピードに合わせてゆっくりと相槌をうつことが大切です。相槌が早すぎるとせかされている印象を相手に与えてしまいますので気を付けましょう。

志望動機(なぜこの会社なのか?)

面接で一番最初に聞かれる質問が「志望動機」です。なぜこの業界、業種、職種を志望したのかではなく、なぜこの会社の求人に応募したのか?を面接では伝える必要があります。

志望理由と合わせてこの会社でどんなことをがんばってみたいかや目標などを伝えることができるとさらに良くなります。

また、事前準備として面接をうける会社のホームページぐらいは最低限見ておく必要があります。自分なりに調べた結果、わからないことを面接で質問したり確認することで会社のことを良く調べてきていることが面接官に伝わり、入社したいという熱意が伝わります。

中途採用の場合は、前職の退職理由や転職理由が重要

職務経歴のある方や中途採用の場合は、必ず前職の退職理由を面接では聞かれます。職場での人間関係や会社への不満などの理由は、自社に入社しても同じ理由で退職するのでは?

と面接官は警戒します。特に前職と同じ業種に転職する場合は、自分のやりたい事へのステップアップやキャリアアップなどの前向きな理由があると理想的です。仕事に対して熱意をもって取り組んでくれるか、目標やビジョンをもって取り組んでくれるかなども重視されるポイントですので、自分自身の考えや思いを伝えることができると良いでしょう。

協調性や誠実さなどの人間性も大切

面接官が重視する最後のポイントは応募者の人柄、人間性です。

 

【協調性】

自社の職場で応募者が良好な人間関係を築けるか、協調性がありチームワークを乱さないかなどを想像しながら面接をしています。

【誠実さ】

また、誠実さを求める面接官も多いです。面接官は質問をするなかで、行動面で誠実さが伺えるか、考え方や価値観のなかに誠実性が見えるかなどを見ています。

【素直さ】

未経験採用をおこなっている会社では、素直さも見られます。素直な人ほど学ぶ姿勢も高く仕事の吸収が早いと言えますので、そういった部分も見られています。

まとめ

いかがだったでしょうか?面接官は様々な質問をしますが。その背景には応募者の考え方や人間性、価値観、行動面などを総合的に判断するために質問をしています。ただし、一つ言えることは、面接にあまり身構える必要はなく、ありのままの自分を見てもらうことで採用につながる会社に入社することが一番好ましいです。